成長過程の子どものおやつには“たんぱく質” や “ミネラル” が補給できるものがベスト!
これ、何度もお伝えしちゃってますが…(^▽^;)
簡単手作りおやつ ~筋肉疾患の子どもにも最適~
難病相談で感じたこと~子どもの間食(おやつ)~
今回は“ミネラル”に特化してみました。
ビタミン類と同様にミネラルは代謝に関わる”酵素”を助ける重要な成分です。
体調や代謝を整えたり、骨や歯など体をつくる元になります。
不足すると身体の不調につながるのに、体の中ではつくり出せないのです。
つまり、食べ物から摂るしか方法はないのです。
もちろん、3度の食事で十分に摂れれば良いのですが、品質改良や化学肥料の使用などで青果物自体が栄養不足になっています。
昔に比べてビタミンやミネラルなどの微量栄養素がそもそも少ない青果物ゆえに、成長期であったり闘病中だったりすると充分補えないのが現状です。
なので、成長期の子どもに限らず、難病を克服しようとされてる方には、間食としてビタミンやミネラルを補充して欲しいと思います。
そこで手軽なおやつとしておすすめなのがドライフルーツ!!
新鮮な果物も良いのですが、なかなか量を食べにくいし、保存や携帯もしずらい… (・ω・;)
でもドライフルーツならば、少量でも栄養価は高いし、買い置きや持ち運びが便利!
皮ごと乾燥させたドライフルーツなら丸ごと栄養となるし、食物繊維も摂れます (・∀・)v
~ドライフルーツの注意点~
栄養補給と思っているのに、プラスどころかマイナスになっては元も子もない!!
原材料はしっかりチェックしましょう!!
(1) 無農薬栽培のものを選ぶ
皮ごと使う果物が多いため、安心できる果物を使っているかがポイント!
(2) 食品添加物の入ってないものを選ぶ
発色や、品質保持のために着色料や漂白剤、保存料などが使われてたりします。
マンゴーやパイナップル、チェリーなどは要チェック!
(3) 砂糖や植物油を使っていないもの
甘味や艶をよくしたり、酸化や乾燥を防ぐ目的で使われたりします。
ブルーベリーやレーズン、アプリコットなどは要チェック!
「添加物不使用」「無添加」などの記載や、原材料、製造販売元の情報などを参考に安心できるものを選んでネ
~おすすめのドライフルーツ~
無農薬栽培、添加物や砂糖・植物油が未使用で、できれば国産のものが理想なので、比較的購入しやすい素材を選んでみました (・∀・)v
●デーツ(なつめやし)
エデンの園にある生命の樹の果実だと言われるくらい人々の健康を支えてきた果実
カルシウムとマグネシウムの相乗効果で骨の強化、鉄分と葉酸で造血作用、亜鉛で免疫力アップ、βカロテンで抗酸化など、期待できる要素がいっぱい!
水溶性と不溶性の両方の食物繊維が豊富
●プルーン
豊富な鉄分と葉酸で造血作用
不溶性と水溶性の食物繊維で腸内環境を整える
カルシウムとマグネシウムの相乗効果で骨を強化
ポリフェノール類が豊富で強い抗酸化作用
●アプリコット(あんず)
βカロテンが多く、ビタミンAとして目や皮膚の健康に効果的
鉄分も多いが、クエン酸が鉄分の吸収力UPと疲労回復にも役立つ
体を温める性質があり、GABAが脳の血行改善
食物繊維が豊富
●いちじく
不足しがちなカルシウムと鉄分が豊富!
水溶性と不溶性の両方の食物繊維が豊富!
●マンゴー
ビタミンAやβカロテンで抗酸化作用
葉酸と鉄分で造血作用
クエン酸が疲労回復に役立つ
りんごやバナナ、メロン etc.…
種類によって栄養価も違ってきますが、生の果物よりギュっと栄養が凝縮されています。
なので、ついつい食べすぎて「過ぎたるは及ばざるごとし」にならないように気をつけてくださいネ
できれば、大きなフルーツはレーズンぐらいに刻んでください。
その時“くるみ”も合わせることをおすすめします。
フルーツでは摂れないビタミンK(骨を強くする)をはじめ、溶性ビタミン(A,D,E)が摂れるのと、豊富なα-リノレン酸(オメガ3系)がさらに吸収を助けてくれます。
不要な加工がされていないドライフルーツとくるみで、自然なおいしさのおやつを楽しんでみてください (・∀・)ノ
難病克服支援センター
スタッフ K子