以前にも子どもの間食(おやつ)は、“たんぱく質” や “ミネラル” が補給できるものがベスト!とお伝えしました。
成長過程の子どもが、多くのエネルギーや栄養素を効果的に摂るための間食(おやつ)だからです。
なので、アボガドや栗など、その物自体の栄養価が高い食材をオススメしました。
難病相談で感じたこと~子どもの間食(おやつ)~
今回は、病気の中でも特に筋肉疾患の子ども向けに考えてみました。
筋肉疾患の改善には、筋肉の修復に必要な”たんぱく質”は必要不可欠です!
もちろん3度の食事でもしっかりたんぱく質を摂りたい!!
ただ、小さな子どもの身体を考えると、食べる総量を増やしずらいので、全体量から糖質(炭水化物)を減らしてでも、よりたんぱく質の割合を増やすイメージです。
今回は、たんぱく質に着目した、買い置きの材料で作れるおやつをご紹介します。
「混ぜるだけ」なので、子どもさんでも作れます (・∀・)v
使う材料は、畑のお肉と呼ばれる、そう、”きなこ”です。
きなこは大豆を煎って皮をむき、粉末にしたもの。
コレ、煎ってあるというのがポイントの1つで、煎ることで消化吸収が良くなります。
生の大豆を粉にした大豆粉は消化が悪いので、似ていても代用しないでくださいネ!
きなこには良質のタンパク質はもちろん、ミネラル類やビタミンB群、E、そしてカルシウムや鉄、食物繊維も豊富です。
大豆イソフラボンや大豆サポニンなど、抗酸化作用も期待できます。
乾物なので常備しておくと手軽に栄養補給に使えます。
そのまま豆乳に入れたり、お味噌汁に混ぜたりしてもOK
でも、今回はおやつとなるひと品、「きなこ棒」です。
★ 材 料 ★
きなこ 70g (カップ1杯)
オリゴ糖 70g (好みではちみつとブレンド可)
★ 作り方 ★
(1) きな粉にオリゴ糖を半量くらい入れてスプーンで混ぜ合わせる。
(2) ある程度混ざったら、残りのオリゴ糖を入れて更によく混ぜ合わせる。
(3) ラップの上で高さ1cm、長さ3cmくらいの棒状に整える。
(4) 冷蔵庫で1~2時間ほど冷やす。
(5) 冷やしたきなこの生地を1cm幅に切り分ける。
(6) 仕上げにきなこ(材料外)をまぶして出来上がり!
冷やして生地をおちつかせるのが待てない場合は、そのまま切ったり、成形してもOK
ちょっと上品にするなら、切り分けた1cm角の棒の真ん中をひねってもステキ
きなこだけの素朴なのもイイですが、大人向けにはゴマ入りがオススメ!
同じように、きなこ70gに白と黒のすりごま各10g程を加えて混ぜ合わせてください。
オリゴ糖の代わりに濃縮タイプ甘酒30ccを入れてよく混ぜ合わせます。
混ざったところで、はちみつ20gを入れて、更に練るように混ぜれば完成 (・∀・)v
すりゴマを少し加えるだけで、ぐぐっ~と香りが良くなり、栄養価もUPします。
また、オリゴ糖も腸内環境を整えてくれますが、甘酒も同様に腸内環境を整え便秘解消の効果が期待できます。
甘酒入りのは柔らかい食感になるので、はちみつで固めるイメージで、好みで調整してくださいネ
プチプチのゴマが良い方は煎りゴマでもOK
まぁ、混ぜ合わせるだけのおやつなので、材料を目安にアレンジしてみてくださいネ
難病克服支援センター
スタッフ K子