人は亡くなると体が冷たくなり、そして硬くなります。
それは、血・水・気の流れが止まるからです。
血は血液、水はリンパ、気は神経、これらの流れが止まると体の機能は停止し死に至ります。
そして、体は冷たく硬くなるのです。
ですので、生きているにもかかわらず、体が冷えたり硬いというのは、血液やリンパ、神経伝達の流れが非常に悪く体の機能がうまく働いていないということです。
では、冷え性で体が冷えていたり、筋肉硬直(コリ)で硬くなっている時の状態は、どうなっているのか?
・免疫力が低下する
・酵素の働きが低下する
・栄養や酸素が行き渡りにくくなる
・老廃物や疲労物質などの毒素が溜まる
・胃腸の働きが低下し、腸内環境が悪くなる
・眠りが浅く、疲労がとれない
これらが悪循環をまねき、体が冷えれば硬くなり、硬くなれば冷える、これの繰り返しで体のあらゆる機能が低下していくのです。
このように冷えや筋肉硬直(コリ)は万病の元だということです。
当センターに来られる難病相談者のほとんどが冷えや筋肉硬直が強い傾向にあります。
ですので、この50年の間に、癌やアレルギー、難病が急増していることも冷えや筋肉硬直が関係していると思われます。
では、万病の元である冷えや筋肉硬直(コリ)はなぜ起こるのでしょうか?
・ストレス
・運動不足
・化学物質(食品添加物や日用品ケミカル、農薬、大気汚染)
・薬
・エアコン
・食べ物(糖質・粗悪な油・冷たい・甘い・白い)
これらの要因は、現代人の生活環境そのものですね。
・筋肉を増やす、減らさない
軽い運動や適度な運動を続けること
・体を冷やすものを減らすこと
冷たいもの、甘いもの、白い食べ物を出来るだけ避けること
・体を温めること
湯船につかる 体温プラス4℃が目安
・副交感神経優位で巡りを良く
鼻から4秒吸って、口から8秒吐く呼吸を時々行うこと
・コリを解す(上半身を柔らかくする)
お風呂上がりに少しのストレッチ 5~10分程度でOK
※押したり揉んだり、外部から強い力を加えてはダメ(体は更に硬くなります)
健康になるためにも、健康でいるためにも、何を食べるかは重要です。
しかし、体が冷えて硬くなっていると、いくら体に良い物を摂りこんでも上手く活かさないのです。
病気や不調で悩んでいる方や元気が出ない人は、冷えやコリをなくして体内機能が高めましょう。
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