ゴールするために必要なことの8割は、「前に進み続けられるかどうか」です。
「どこをゴールとするのか?」
「どうやってクリアするのか?」
スタートラインでは、「ゴールはあそこだ!必ずゴールするぞ!」と、勢いづいていたはずです。
ところが、険しい道や分かれ道があったり、思いのほか時間がかかったりと、予想を反することもおきたりします。
「ここまで来れたんだから、良しとしよう」
「自分には向いてなかったかもしれない。今回の経験は次に活かそう」
このように、自分自身を諦めさせているのです。
ゴールしない選択と行動をとりながら、「ゴールしたかったけど出来なかった」と錯覚するのです。
ゴールできなかった人のほとんどは、目標と手段が揺らいで、気持ちが萎えて進めなくなったからです。
そうならない為に必要なことは、行動の中身ではなく、その時々の『心の置き方』だと思います。
どんな状況でも『心の置き方』しだいで、行動が変わり、未来も変わっていくからです。
これは、難病克服にも当てはまります。
諦めずに、前に進み続けるためには、『心の置き方』が大切だということです。
思いきり低くかがむと高く飛び上がれます。
いったん反対の行動をとることで反動がつくからです。
前に進むのも同じです。
勢いよく前に進むには、いったん反対側へ向かうことで、反動を力に変えるのです。
体の動きだけでなく、心の面も同じです。
前向きでいようとしている自分がいても、そう思えない時もあります。
前向きでいたい自分と、そうなっていない現状とにギャップが生まれてしまいます。
そのギャップが、前向きでいたい自分の足を、反対方向に引っ張るのです。
ですが、『心の置き方』によっては、マイナスに思える”負”の感情を、勢いよく進むための力に変えれるのです。
「今はエネルギーの充電中!前に進むための勢いを蓄えていけば大丈夫!」
そう考えて、前向きに進み続けることが結果につながっていくのです。
がむしゃらに前へ前へと進もうとすると、気がつかないうちに進む方向がずれていたりします。
それでは非効率なうえに、エネルギーばかりを消費してしまい、うまく前には進めません。
立ち止まって、進む方向を再確認することで、効率よく進み続けれるのです。
「進んできた道」はどうだったか
「今、向いている方向」は正しいか
時々、立ち止まって冷静にみることが大切です。
非効率になってしまうと、ゴールを諦めてしまう可能性も高くなります。
前に進めている実感が得にくく、ゴールに向かうのも時間かかってしまうからです。
難病克服においては、前に進もうと思っていても、立ち止まってしまうことがあります。
そんな時に、前に進めない自分を責めてしまうと、更に非効率な状態へと向かってしまいます。
そうならない為にも立ち止まった時にこそ、『心の置き方』に気をつけてください。
「これから先、効率よく進むための見直しの時期が来た」と思うことです。
そして、「進んで来た道」と、これから「向かっていく先」を冷静にみるのです。
それによって、また効率よく前に進み続けることができるのです。
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