自律神経は、意思とは関係なく24時間働いて身体を調整してくれます。
誰もが生まれもっている身体の機能です。
”交感神経”と”副交感神経”のバランスって、ご存知な方も多いですよねぇ
うまくバランスがとれていると良いのですが、不規則な生活やストレスによって乱れやすくもあります。
自然環境や生活環境、社会環境など、外部の影響によってストレスを感じると要注意です。
本来、季節や性格などの影響で、交感神経か副交感神経のどちらかに少し傾くものです。
春から夏にかけては、やや”副交感神経”優位、秋から冬にかけては、やや”交感神経”優位になるのです。
極端にどちらかに偏ると、バランスがとれなくなって不調が現れてしまいます。
春は、入学や進級、就職、異動や転勤など、大きな節目となる行事が多い季節です。
自分をとりまく環境の変化で、気が張ったり、緊張しやすい季節でもあります。
「新入学や新学期で緊張してしまう」
「社会人1年生として頑張らなければ…」
「新人が入ってくるから先輩としてしっかりしなきゃ…」
本来、春の季節は副交感神経優位なのに、変化に対応しようと緊張モードになり、交感神経のスイッチが入りやすくなります。
適度にON、OFFができれば良いのですが、生真面目で頑張り屋さんの方は要注意です。
「~しなきゃ」って思いが、交感神経のスイッチを入れるだけじゃなくて、入りっぱなしになってしまうようです。
季節から受ける副交感神経優位とは真逆な行動となり、それが原因でこの時期は自律神経が乱れやすいのです。
極端に交感神経優位な状態が続くと、身体はリラックスできず、疲れがたまってしまいます。
自律神経のバランスが崩れたことが不調の原因で、いわゆる”春バテ”ってやつですよねぇ
また、春は朝晩の気温の変化や気圧の変化も大きい時期です。
急な気圧の低下や雨が原因で副交感神経優位になりがちです。
「なんだか、眠たいなぁ」
「何もやる気がしないなぁ…」
「頭が重い…体がだるいなぁ…」
だからといって、「これじゃダメ」「~しなきゃ」って、ムリに心や体にはっぱをかける必要はないのです。
身体にムリを課せすぎると、振り子の反動のように反対側に大きく振れてしまいます。
バランスをとろうと交感神経優位にするはずが、大きく振り戻ってしまい、極端な副交感神経優位になってしまうのです。
体の疲れというよりも、自律神経の乱れから身体に不調がでてしまいます。
身体の不調を感じると、心も落ち込みやすくなりがちです。
良くしようという思いが、結果的には精神面での不調につながっては元も子もありません。
自律神経のバランスを整えるためにと、おすすめされていることといえば…
早寝早起きをして、朝日を浴びる
不規則を避けて、規則正しい生活をする
ウォーキングなど、適度な運動をする
深呼吸など、ゆっくり息をする
好きな音楽やアロマなど、ゆったりできる時間をもつ
・・・いろいろと、良いと言われることはたくさんあります。
何か特別なことをしようとすると、「~しなくては」のように義務的な気持ちになりがちです。
身体にムリなく、それでいて自然に身体のためにはなることと言えば”食”がピッタリ!
毎日必ずする(摂る)ものなので続けやすいですよネ
おすすめは、朝食や間食として「豆乳バナナドリンク」!!
”トリプトファン”を含んだ豆乳と、”ビタミンB6”のバナナの組み合わせです。
トリプトファンとビタミンB6で、しあわせホルモンの”セロトニン”を増やしてみましょう
あとは、普段なにげなく食べ物を噛んで食事をしているかと思うのですが…
ちょっとだけ意識して、噛む回数を増やしてみましょう
噛むこともセロトニンの分泌を促してくれるそうです。
穏やかに過ごすコツは自然体でいること
毎日できるようなちょっとしたコトで、心がプラスになる程度がイイですね~