笑顔と脳の錯覚と免疫力

~春の笑顔の素~

今年の『桜』は寒の戻りのおかげで、見ごろが遅めだとか…
入学式に桜があるかどうかを、毎年たくさんの人が気にかけてるはず。

大抵の幼稚園や学校の正門近くには、何種類かの桜を植えているそうです。
桜は種類によって開花時期が違ううえに、開花期間が短いからだそうです。
入学式の当日に桜が咲いているかどうかの心配を少なくする工夫のようです。

私の子どもたちが通っていた小学校には、ソメイヨシノとシダレザクラがありました。
学校側の配慮に、今更ながらありがたく思います。

順番待ちしても、新しい制服やちょっと着飾った子どもの姿と桜を写真に納める。
そんな光景は微笑ましく、なんだか嬉しい気持ちになりますよねぇ

また、お花見として桜を楽しむ方も多いことと思います。

「春が来るなぁ~」と、花そのものを楽しむ方
仲良い人達と花を話題に楽しい時間を楽しむ方
美味しいお料理やお酒を一緒に楽しむ方

お花見まではしなくても、仕事や買い物の合間、移動中の乗り物の窓からなど、桜の花を見るだけで、なんだか嬉しくなったり、ホッと一息つけたりします。

陽ざしの暖かさを感じる昼間の桜も、ライトアップされた夜桜も、風にふかれて散る桜吹雪も、どれもとてもステキ。
楽しみ方はそれぞれでしょうけれど、自然と心が喜んだり、笑顔になれてると思います。

 

~我が家の笑顔の素~

以前勤めていた会社のビルとビルの間から聞こえてきた子猫の鳴き声。
野良の母猫が生んだ、生まれて間もない5匹の子猫たち。

「アカン、アカン!! 関わったらアカンやつやん」
一旦ブレーキをかけたものの、結局、自宅に連れて帰った黒ねこの”あお”
6歳で原因不明の難病を発症し、7歳で四肢麻痺のオムツねこになってしまったのです。

七葉純茶で少しずつ元気を取り戻して、自分でご飯を食べるまでに回復してくれたんです。
だから、14年という人生を、眠るように幕を下ろすことができました。

そんなこんなで、当分は大好きな猫も飼わないと決めて半年。
大切な家族として暮らしていた3匹の猫の里親を探している人が現れたんです。
「見つからなければ保健所」という言葉に背中を押され、1匹を家族として迎え入れることにしたのです。

この子が、なんとも言えない”ぶさかわいい”デブにゃんこ。
おとなしい品種らしいのですが、おとなしいというより愛想がない。


猫なで声でスリスリもしないし、頭をなぜられるのもいやがる超マイペース。
愛想なさすぎで物足りない感はあるものの、存在感は半端ない。

赤ちゃんと一緒で、見ているだけで飽きない。
自然と顔がゆるんできて、見ているだけで幸せな気分にさせてくれる奴です。

 

~笑顔と免疫力~

”笑い”の健康効果については、医学的にも実証されてると言われてますよねぇ
笑うことで免疫細胞の1つであるNK細胞が活性化されるそうです。
それによって免疫力もパワーアップするんだとか…

”笑い”の効果は免疫システム全体のバランスを整えてもくれるそうです。
そのうえ、脳が活性化され、血行が促進され、副交感神経が優位になって自律神経のバランスも整うとか…
なんだかイイことづくめですよねぇ~

とはいえ、不安や痛みがともなう病気の方は笑う機会が少なくなってしまいます。
ムリに笑っても、そんなプラス効果につながらないでしょって思うと思います。

でもネ、口角を上げる作り笑顔でも、脳は笑っていると錯覚して、同じような効果があるんですって。
遺伝子レベルで”笑い”の健康効果を研究されている筑波大学名誉教授の村上和雄先生がおっしゃってます。

今どきは便利な無料動画なんかがネット上にはたくさんあります。
実際に花を愛でたり、癒しの動物を飼うことは難しくても、そんな動画でフッと笑顔になってみてください。

身体をデトックスして腸内環境を整える
身体に良い食事を摂る

健康のために気をつけてるところに”笑顔をつくる”も加えてもらえたらなって思います。

難病克服支援センター
スタッフ K子  

全ての記事を見る