風邪かなぁと思ったときには…

12月ともなると、風邪やインフルエンザが気になります。

年末年始、なにかと不規則や不摂生になりがちだし、寒さからくる冷え、過労やストレスなど、体調をくずす要因も多いですよねぇ

高熱がでたらインフルエンザかなぁと病院に行く方が多いと思いますが、微熱やだるさ、鼻やのどがいがらっぽいなど、風邪のひきはじめかなぁって場合はどうしますか?

早めに病院に行ったり薬を飲むという意見も聞きますが、けっこう民間療法をとられるという方もいるようです。

・生姜湯を飲む
・にんにくを黒く焼いて食べる
・緑茶や紅茶でうがいをする
・塩水でうがいをする
・温かくしてとにかく寝る

生姜やにんにくを摂って”身体を温める”ことで、代謝や発汗を促せます。
体温が上昇すると免疫力が活性化され、発汗させることで解熱効果も期待できます。
緑茶や紅茶、”殺菌作用のある成分を含む食品”でうがいするというのも理にかなっています。

身近な食物と知恵からくる対処方法が言い伝えられてきた民間療法。
なかには「ほんと?」ってのもあるけれど、「なるほど」っとエビデンスがとれるものも多くあります。

“医薬品”って有難い反面、石油から製造されている化学薬品です。
病気=薬 と簡単に化学薬品にたよるのではなく、食物のもつ力を借りて自力で治すことも大切だと思います。

そこでオススメなのが、“ビタミンB1”と”アリシン”の組み合わせ!!

“ビタミンB1”は”疲労回復のビタミン”といわれているんです。
そして、この”ビタミンB1”をもっと有効活用させてくれるのが”アリシン”という成分。

この”アリシン”は、強力な殺菌作用、血行促進、免疫力アップが期待される成分です。
また、”ビタミンB1”と一緒になると、ビタミンB1の吸収率が大幅にUPするんです。

風邪の原因となる疲れや冷え、ウイルスの対策にピッタリと思いませんか?

“ビタミンB1”が豊富と有名なのが豚肉。
センターでは豚肉や牛肉は融点が体温より高いことや、化学物質が脂肪にたまりやすいこと等から、あまりおすすめしてません。

“ビタミンB1”は豚の赤身部分に多く含まれており、赤身肉であればあまり気にせずに食べれます。
ただ、風邪で胃腸の働きが弱くなっているので、食べ過ぎは禁物です。

“アリシン”は、にんにくやたまねぎ、ねぎ、にら、らっきょう等のユリ科の野菜を、擦ったり刻んだりすることでできるそうです。

風邪対策の食べ方

1)にんにくを刻んでしばらくおいておく(アリシンが作られる)
2)低温のオリーブオイルで炒める(アリシンは油によく溶けるのです)
3)豚ひれ肉か豚もも肉を焼く(赤身にはビタミンB1がたっぷり)

とはいえ、身体が辛くてとても料理はできないっという方には…

・納豆(ビタミンB1)に刻んだねぎ(アリシン)をたっぷりかける。


・オニオンスライスやらっきょに、かつおぶしをたっぷりかける。

玉ネギは繊維を直角に切って、空気にふれさせてくださいネ
アリシンは水に溶けやすいので、水にさらさずに辛味をとって欲しいからです。

風邪に効果的な”アリシン”ですが、臭いや胃腸への刺激が気になるので、一度にたくさんではなく、少しずつ毎日摂るのがコツのようです。

普段から冷えや血流を気づかい、免疫力を高めることを心掛けてほしいのですが、もし、風邪かなぁって時には、民間療法や食物の力も思いだしてみて下さい。

難病克服支援センター
スタッフ K子

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