難病克服支援センターとして回復のために「体に負担になるものを避ける」という考えから、小麦は出来るだけ控えた方が良いと考えています。
理由のひとつに”グルテン”
小腸の細胞粘膜の構造を緩め、傷つきやすい状態にしてしまいます。
小腸という必要な栄養を取り込んだり、免疫力に関わる臓器のトラブルだけに、さまざまな身体の不調につながるようです。
また、国内産が少なく高価なため、海外産の小麦が主流になります。
そうすると“ポストハーベスト農薬(収穫後の農薬使用)”による残留農薬の心配があります。
効率よく大量生産するための“過度な品種改良”も懸念されます。
過度に品種改良によって小麦のたん白質が複雑化し、消化されにくくなっているそうです。
それらを考えると、できれば避けたいと思うのですが、うどんやパン、パスタなどの小麦製品を好む方は多いと思います。
特にパンは学校給食や普段の生活の中で食べている方が多いのではないでしょうか?
うどんやパスタの頻度と比べると、パンを控えるとなると食生活の変化を感じますよねぇ (>_<)
一般的な市販のパンは、小麦の問題以外にも避けたい材料が入っているものが多いです。
ショートニング、マーガリン などの油脂。
物によってはイースト(パン酵母)がイーストフードだったり、酸化防止剤や乳化剤などが入っているものも多いです。
内容や頻度を気にしないと身体にマイナスを与えることになってしまいます。
なので、パン好きの方は手作りされる方も少なくないと思います。
その場合でも、できれば小麦粉ではなく米粉で作って欲しいと思います。
米粉とはもち米やうるち米を製粉したものです。
米粉は筋肉や内臓などの重要な組織をつくるたんぱく質を構成しているアミノ酸のバランスが良く、小麦粉よりも良質なたんぱく質を含んでいます。
製粉技術の進歩によって、普段食べているうるち米(あきたこまちやこしひかり等)を微細な粒子にできるようになり、パンや洋菓子、麺類などに使えるのです。
この製菓用米粉を使えば、炊飯器でも手軽にパンが作れるのです (・∀・)v
米粉ならではのもちもち感のあるパンを是非作ってみてください!
★ 材 料 ★ 5.5合炊き(3合炊きは半分の量で)
米粉 250g
ドライイースト 小さじ1杯
甜菜糖 大さじ2杯
塩 小さじ3/4杯
オリーブ油 大さじ1杯
ぬるま湯 230cc (35度、人肌程度)
※米粉は”マイベイグフラワー”ドライイーストは”白神こだま酵母ドライ”を使ってます。
この組み合わせが作りやすくてオススメです!!
“白神こだま酵母ドライ”は、野生酵母菌を乾燥させた無添加な商品なので安心です。
★ 作り方 ★
1) ぬるま湯から大さじ1を取り分け、その中にドライイーストをふり入れて5分程おいてからよく混ぜる。
2) ボールに米粉、甜菜糖、塩を入れて混ぜ合わせ、よく溶かした1)のドライイーストとぬるま湯を入れる
3) 木べらで2)をひとまとめにしたところに、オリーブ油を入れ、しっかりとよく混ぜる。
4) 炊飯器の内窯に3)を移して、[保温]スイッチを入れて15分おき、スイッチを切ったまま更に15分おく。
5) 炊飯器の蓋を開け、約2倍ほどに膨らんでいるかを確かめる(膨らんでない場合には、再度[保温]スイッチを5分程入れて、スイッチを切って更に時間をおいて膨れ具合を確かめる)
6) [炊飯]スイッチを入れて炊き上げる
7) 炊きあがったら、中央に竹串をさして生地がついてこなけれぱ出来上がり!
生地がついてくるようであれば裏返して再度炊飯してネ
ポイントは3)の工程でしっかりしっかり混ぜ合わすこと!
パンケーキ生地より少し硬いかなって感じです。
あとは、5)の段階でしっかり2倍くらいまで発酵させること。
レシピの基本のパンに、上質のジャムやバター少量を塗ったり、焼いた卵や野菜などをはさんでも美味しいです。
センターで試しに焼いて(炊いて?)、一番おいしかったのは、素焼きくるみを刻んでいれたパンでした。
発酵させた生地にさっくり混ぜただけですが、出来上がりそのままでめっちゃ美味しかった~♪
レーズンやドライフルーツ、コーンを入れてみたりとアレンジも自由。
1時間程度で作れるので、安全でおいしいパンを楽しんでみてくださいネ
難病克服支援センター
スタッフ K子