参考にしても真似してはいけないこと

以前にも書きましたが病気の原因は

・遺伝的要因

・生まれてからの外的要因

・生まれてからの精神的要因

この3つが絡み合い、人それぞれ割合が違います。

同じ病名でも、肉体的ストレス(外的要因)が強い人もいれば

精神的ストレス(精神的要因)が強い人もいます。

例えば、アスリートなど精神的ストレスより、肉体的ストレスが非常に強く発病する人がいれば

肉体的ストレスはほとんどなく、精神的なストレスが非常に強くて発病する人もいます。

同じ病名でも病気の原因や割合がみんな違うんです。

同じことをして、同じ病気になっている訳ではないんですよね。

私が相談者との初回面談で、育った環境や親との関係性、兄弟関係や親の職業などを聞くのはそういう意味なんです。

同じ病気でも、みんなそれぞれ原因の割合が違い、それに気づき正していくことが難病克服のために大切なことだからです。

しかし、ほとんどの人は、絶食をして病気が治った人がいると聞くと真似をしようとします。

「〇〇〇を飲んで病気が治った」と聞くと、治すための薬に出会ったかのように自分も飲もうとします。

自分が病気になった原因に気づき、それを正そうとする姿勢があってはじめて絶食やサプリメントが活きるんです。

植物だって同じで、枯れた植物は枯れた原因がそれぞれ違いますよね。

水不足で枯れたかもしれないし、水のやりすぎで根が腐って枯れたかもしれません

陽にあたりすぎて枯れたかもしれませんし、逆に日照不足でも枯れます。

害虫によって枯れたかもしれませんし、成長し過ぎて鉢が小さくなっても枯れるんです。

水のやりすぎで根が腐り枯れてるのに、水不足だと勘違いしたくさん水を与えると、もうダメですよね。

鉢が小さくなって枯れているのに、一生懸命に陽にあてても意味ないですよね。

同じ病名でも発病の原因になった割合はそれぞれ違い、それに合った正し方をしないと回復しないんです。

回復しないどころか、逆効果で体がさらに弱ってしまうことも多々あるんです。

私は相談者に極端な療法は避けるように伝えています。

なぜかというと極端であればあるほど、合う人が少ないからです。

相談に来られる人は難病の人なので、合わなかった時のリスクが大きいです。

しかし、ほとんどんの人は極端なものを好みます。

極端なものは特別なことだと感じ「治りそう。。。」って思ってしまうんでしょうね。

治せるものを外に探しているからです。

それを外でなく自分の内側に見つけることが大切なんです。

同じ病名でも原因はそれぞれ違い、それに気づくことで病気になった原因がなくなっていくんです。

治す方法を探すのではなく、病気になった原因に気づくことが難病克服のために大切なことなんです。

難病克服支援センター
戸田

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