皮膚筋炎・間質性肺炎・シェーグレン症候群 神奈川県57歳女性
3年前、54歳女性からの相談でした。
49歳の頃、体の痒み、手の荒れ、息切れ、目と口の渇きなどの症状が酷くなったそうです。
受診したところ、検査数値はCK(CPK)が227、KL-6が700、両方とも基準値を超えている状態でした。
検査結果に基づき、皮膚筋炎、間質性肺炎、シェーグレン症候群と診断されたそうです。
2012年の診断当初から、ブレドニン(ステロイド)30mg、イムラン(免疫抑制剤)1㎎が処方されました。
発病から5年たった2017年に相談を受け、症状を抑えるだけの薬に頼らず、回復するための食事改善やデトックス、腸内環境改善を行うことにしました。
長年、薬に頼っていた影響もあり、不安定な時期もありましたが、薬を必要としない体へと徐々に変化していることが分かります。
また、断薬後も数値は改善し続けていき、薬ではなく自らの治癒力で病気が治まってきています。
「ブレドニン5㎎を維持量とし断薬は出来ない」と言っていた医師は「何かやってますか?」と首をかしげていたそうです。
心配だった間質性肺炎の状態はKL-6が500を切り、症状もなく数値も安定しています。
医師の口からも「間質性肺炎は大丈夫ですね」と嬉しい言葉が聞けたそうです。
仕事と家事をこなしながら、友達とランチ行ったり、趣味を増やしたりと元気に過ごされています。
2020年10月末をもって、当センターを卒業されました。
難病になった時は、半ば人生を諦めかけたこともあったそうですが、これからは心にも体にも無理のない生活を続けていきながら、笑顔で過ごされることと思います。