①動く量が減った
世の中が便利になればなるほど、体を動かす機会が減っていきました。
私が生まれた50年ほど前は、車を持っている家庭は少なかったです。
どこへ行くのも歩いて、そして電車。
子供の頃、ゲームなんてありませんでしたので公園や家の周辺で遊んでいました。
かくれんぼや鬼ごっこ、缶けり、体を動かして遊ぶことが主流でした。
大人も子供も動く量が減り、それに伴い筋肉量も減っているわけです。
筋肉は血を循環させるポンプの役割をしています。
ポンプが小さいと血流が弱く、栄養や酸素がうまく運べません。
また、血流低下は低体温を招きますので、免疫力低下にも繋がります。
動く量が減ったことが体をダメにしているのです。
②過剰な除菌、殺菌
除菌グッズが増えて、それが当たり前になっていることも体をダメにする要因の一つです。
除菌、殺菌を徹底すると、菌に対する抵抗力が弱まっていきます。
体には菌に対する防衛力があり、それが養われないのです。
特に小さなお子さんは、体が成長するにつれて抵抗力を強めていくのです。
それは、菌という外的と接触することで養われます。
そういった機会を奪ってしまうのが、過剰な除菌、殺菌というわけです。
これらが原因で免疫機能が弱まり、アレルギーや自己免疫疾患へと繋がっているのです。
③化学物質(添加物、農薬、薬など)
保存性の高い食べ物が増え、食生活は便利になりました。
見た目が綺麗で安く、長期保存が可能となり、簡単に美味しいものが食べられる時代です。
しかし、その代償として体には添加物という化学物質が入るようになりました。
化学肥料や農薬で育った野菜や果物。
風邪をひくとすぐに病院へ行き、薬を飲む。
それら一つ一つに化学物質が入っているのです。
このような生活が当たり前になっています。
体にとって化学物質は異物です。
人間も自然界で生きてきた動物です。
ですので自然なものを好み、不自然を嫌います。
不自然な異物が体に入るようになったことも体をダメしているのです。
・体を動かすこと
・除菌、殺菌をし過ぎないこと
・出来るだけ自然なものを食し、出来るだけ薬に頼らないこと
健康を維持するためにも病気を治すためにも
このような事を意識することが大切です。
難病克服支援センター
戸田