島根県23歳の女性
17歳ごろからよく微熱が出ていたそうです。
20歳の時に左首のリンパ腺が腫れて、微熱が1週ほど続き極度な体重減少となりました。
病院でリンパ生検を受けると「亜急性壊死性リンパ節炎」との診断。
ステロイド投薬が治まる。
その際、3年間途切れることなく出ていた口内炎のことを先生に伝えたそうですが、特に気に留めてもらえなかったそうです。
その翌年から指の強張りと痛みが始まり、整形外科を受診するも血液検査では問題は見つかりませんでした。
数か月後、毛嚢炎が気になり総合病院を受診。
ベーチェット病と診断されました。
その後、コルヒチンを服用しながら生活するも毛嚢炎や潰瘍、口腔内再発性アフタ性潰瘍と言われる口内炎が続きました。
よく微熱が出ていたりリンパ線が腫れたりしていたということは菌またはウィルスと戦っている状態です。
コルヒチンは白血球の働きを弱める薬ですが、薬で菌やウィルスと戦う力を奪うと、表面上の症状は薄れます。
しかし、それでは病気は治りませんよね。
ベーチェット病と診断されてから2年が経った頃に、当センターへ相談に来られました。
面談時に疲れるとリンパ節が腫れると言っておられました。
食事改善、七葉純茶、腸内環境改善、整体などを行い、1ヶ月後に1日2錠飲んでいたコルヒチンを1錠に減薬されました。
面談から3ヶ月後に潰瘍が出なくなり、口内炎の出る頻度が少なくなっていきました。
面談から5ヶ月後にコルヒチンを1日半錠に減薬。
面談から8ヶ月後には、口内炎がほとんど出なくなり、酷かった肩こりも治まりました。
その後、症状が出やすい冬も症状は出ることもなく、風邪すらひかずに調子が良かったとのことです。
面談から11ヶ月後(2018年2月)にコルヒチンを断薬されました。
断薬後、4ヶ月経った今、本人曰く「以前とは違う体に変わった実感があって、ベーチェット病の症状だけでなく、肩こりやリンパの腫れも全くない」とのことです。
1日中動き回っても、元気だとのことです。
減薬、断薬をされて、食事改善、デトックス、腸内環境を整えることで弱かった免疫力が上がり、病気を克服出来たんだと思います。
その道を選ばれたことが「以前とは違う体に変わった実感」に繋がったんだと思います。
びっくりするくらい体調が良くなっていることを実感していたので、「もう卒業式ですかねぇ?」と尋ねられたのですが、断薬後、半年して調子が良い状態が続いていればということで9月くらいにとお伝えしました。
そして、9月がやってくると同時に、お母さんと卒業記念の旅行を兼ねて、卒業式の為に大阪に来られました。
闘病生活で気づけたことを忘れずに、これからも心と体の健康を大切にして欲しいと思います。