特定保健用食品指定された油が、後になって発がん性があると分かり回収されましたよね。
学校給食では未だにマーガリンが出されています。
お店で売られているお菓子やパンなどにもマーガリンやショートニングが使われていないものを探すほうが困難です。
世界ではトランス脂肪酸への規制が強まる中で、日本での意識はまだまだ低いと感じます。
しかし、全ての油が体にとって悪いわけではありません。
毎日のように摂取したい油もあれば、健康を考えると出来るだけ体には入れたくない油もあるのです。
油は栄養学的にいうと「脂肪酸」です。
この脂肪酸や油がどういうものであるのかを理解し、難病の方や闘病中の方は気を付けて摂取して欲しいです。
オメガ6系の油は、アトピーや体内の炎症を悪化させると言われています。
逆にオメガ3系の油は、炎症を抑えてくれます。
亜麻仁油やえごま油は、抗炎症作用があることで知られていますよね。
難病やその他の病気も体内の炎症が原因で起こっているものが多くあります。
炎症の原因は様々ですが、体内の不具合が炎症化し、それが症状として表れて発病しているケースが多いのです。
自己免疫疾患などは、炎症性のものが多いです。
オメガ3系の脂質を多く含む魚などの食材を多く食べてい時代に自己免疫疾患の人はほとんどいませんでした。
油だけが原因ではありませんが、このように食生活とともに病気の種類や患者数も増えているのが現状です。
難病克服を目指す上では、油の性質を知りバランスよく摂取することが大切です。
難病克服支援センター
戸田