闘病中に飲むならどれ

「濃縮還元」と書かれたジュースをコンビニやスーパーでよく見かけると思います。

濃縮と書かれている何となく、濃いジュースだというイメージを持ってしまいがちです。

では、本当の意味はどうなんでしょうか。

まず、大量生産なので原材料は外国産のものが多いです。

それらの野菜や果物をすり潰して果汁の水分を飛ばし、6倍まで濃縮させます。

ペースト状にし6分の1の軽さにするということです。

輸送コストを大幅にカットできるからですね。

ペースト状になったものを冷凍保存し、商品化する際に再び水分を加えます。

要は、海外産の大量生産された安い果物や野菜を

そのまま運ぶと輸送費がかかるので加熱処理を行いペースト状にして輸入し

それを国内でもう一度水分を足し還元する

加熱処理で失われた香りや栄養素を補うために香料や糖分が加えられる

このような流れでです。

海外で安く大量に生産される物だと残留農薬は避けられないと感じます。

海外では収穫後の農薬使用(殺菌剤、防かび剤など)が認められているからです。

メリット
・安価

デメリット

・低栄養

・残留農薬の危険性

・添加物の危険性

同じ100%ジュースでも「ストレートタイプ」というものがあります。

野菜や果物を絞り、低温で保存し容器に入れるといったシンプルな製造工程です。

メリット
・果物や野菜本来の栄養素がそのまま摂れる

・味や風味が損なわれないので、余計な添加物は不要

デメリット
・高価

難病を克服するために飲むなら「ストレートタイプ」安さをとるなら「濃縮還元タイプ」かなと思います。

もちろん、ジューサーやミキサーを使って、自宅で作り、出来上がったもジュースをすぐに飲むのが体には一番です。

娘が難病だった時は、毎朝ジューサーで人参リンゴジュースを作り、すぐに飲ませていました。

休日はミキサーで旬の果物を入れてスムージーを作り一緒に飲んでいました。

しかし、闘病中の方で作る手間が大変だという方も多いかと思います。

そういう方は、ストレートタイプのジュースに亜麻仁油またはえごま油を少し入れて飲まれることをお勧めします。

難病克服支援センター
戸田

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