【顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー】

今年の4月に、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーの女の子(11歳)がご両親と一緒に相談に来られました。

病気からくる肩こりや痛みが酷く、たいへん疲れやすい状態でした。
会った時も凄く緊張しているのが分かり、交感神経優位から血流がかなり悪いのが予測できました。

その様子を見た時に、うちの娘の発病当時と非常によく似ていると感じたのを覚えています。
精神面が常に緊張して構えている状態なので、とうぜん血流障害や便秘、組織破壊が起こります。

このタイプの筋ジストロフィーは、交感神経優位な方が多く、その為に症状が出る肩や首の症状悪化が進むと思われます。

まず、食事療法やサプリメントから始め、便通はすぐに良くなりました。
一日に5回も便が出る日もあったりで、溜まっていた体内の毒素が排出し始めました。
食事療法やサプリメントで体内毒素を出し切れば、栄養の吸収も高まり、良質な栄養が全身の細胞に行き渡ります。

それにプラスし自律神経が整えば、血流が良くなりますので、なお栄養は各細胞へと届けられます。
それをイメージし、鍼灸やソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーを行い、血流改善と自律神経の調整を行いました。

4月の面談から4か月が過ぎ、血液検査を行った結果
筋肉細胞が壊れる値であるCK値は533から319に下がり
筋肉量の目安になるCRE値は0.31~0.4へ上がり基準値内に入りました。

食事による良質な栄養が血流改善によって各細胞へ届くようになれば、治らないと言われる筋ジストロフィーでさえこの様な素晴らしい結果が得られます。

会った時に一番気になっていた自律神経も、リンパ球が41.6%とたった4か月で理想的なバランスになっています。

この4か月間、必ず良くなると信じて続けて来られたご両親は、検査結果を見て思わず涙が出たそうです。
誰でもそうですが、良くなると信じたい気持ちと同じだけ、不安な気持ちが生まれます。

そんな中での今回結果は、今行っている事への自信に繋がってくれたと感じます。

顔面肩甲上腕